今に始まったことではないけれど、好きなことを仕事にしよう、というセリフをよく見ます。
同時に、あなたは何をしたいのか?何が好きなのか?を問いただす風潮もしかり。
でも、好きなことを仕事にするとろくなことが無いように思います。
好きはいつ嫌いになるかもしれないし、嫌いもまたいつ好きになるかもしれません。
また、「好きなこと」を仕事にするといつもついて回るのが
「こんなはずじゃなかった」と言う感情。
好きな度合いが強ければ強いほど、その思い入れは激しく、同時に
その好きなことへの幻想が強い場合が多い。
そして、生まれるのは「こんなはずじゃなかった」。
さらに、「好きで選んだ」という自己決定に縛られてしまって、
やめることの選択がなかなかできない。
これはかなりつらいことです。
人はときに辛抱することは大切ですが、無理をしてはいけない。そう思います。
とすると、基準や考え方をどこに置くと楽に生きていけるのか?
「やめる理由がない」
「嫌になる理由が見当たらない」
これです。ここを基準にしておけば、いつしか
その仕事が好きになり、ふと気づけば
「もしかして、これ天職だったかも?」となります。
私がそうです。
ということで、「勝手に自分天職」である「本」のイベントが決まりました。
ぜひ、おいでください。
2019年1月12日(土)~1月18日(金)
広島市中区紙屋町シャレオ地下中央広場
第19回シャレオ古本まつり
ひろしま文庫 はりきって参加いたしますー